ゆるやかピアノ♪ かおりです。
ご訪問ありがとうございます!
今日は、有名なフランツ・リスト作曲の「愛の夢」の超簡単アレンジバージョンが弾ける方法をお伝えします。
上級者むけの曲集で見ることの多い『愛の夢』。
繊細で美しいメロディの曲で人気がある曲ですが、原曲は難しく、弾けるには長い年月がかかります・・・。
とても素敵な曲なので、ピアノ初心者のお子さんに是非、簡単バージョンで弾いてもらいたいです!
そして曲の心地よさを感じることで、クラッシック曲を好きになるきっかけになるといいなと思います^^
愛の夢の原曲について
まずは、原曲についてです。
『愛の夢』は、フランツ・リストの「3つの夜想曲(ノクターン)」という3曲から成り立っています。
今日紹介する曲は特に有名な3つめの曲です。
なので、『愛の夢 第3番』と題名がついています。
それでは!とても美しいメロディを奏でる、フジ子・ヘミングさんの演奏をどうぞ♪
これが原曲です。とっても素敵で甘いメロディですよね。
曲だけ聴いたら今すぐ弾きたい!って思いませんか?(私は小学4年生の時に思いました)
ですが、実はこの曲はとっても難しいんですよ!
この動画の楽譜がこれです。
音符だらけの真っ黒な楽譜です(>_<)
これですと、初心者さんにはさすがに難しすぎるので、2,3日で弾けるようにアレンジした曲を紹介しますね^^
愛の夢 簡単バージョンの動画です
楽譜はこちらを使います。
ピアノを両手で弾くことができる進度のお子さんであれば、すぐに弾けるようになります。
全部で2ページで、原曲を省略している部分はあり短いですが、美しいメロディと雰囲気を感じて弾いてほしいです!
楽譜の確認
それでは、まず最初に楽譜の確認をします。
なぜかというと、弾く順番をしっかり確認することで曲の流れを知り、スムーズに練習を進めることが出来るからです。
リピート記号、1番カッコ、2番カッコがありますね。
弾く順番は
①から⑫⇒①に戻る
①から⑥⇒⑬から⑱終
と、なります。
右手の片手練習
それでは、まずは右手の片手練習からです。
★2ページ目に注意することがあります。
2ページ目の3小節目をズームアップします。
ここは、ブレス(息継ぎ)をいれます。
え? ブレスって歌うときややフルートなどの管楽器の息が続かないときだけのものでは?と思いますが、ピアノでも息継ぎをするんですよ^^
ピアノは、そもそも息を必要とする楽器ではないです。
ですが、だらだら弾いていると、聴き手は息が詰まってきます。
ピアノの演奏も「間」は必要なんです。
なので、まずはメロディを声に出して歌ってみましょう。
歌うと、ごく自然に息継ぎをする場所があります。
「ごく自然に」というのがポイントです!
歌いながら「間」を意識する練習をすることで、だんだんと自然なブレスが表現できるようになります。
ぜひ歌って感じてください♪
★最後の4小節はだんだんゆっくりとテンポを落とします。
曲が終わる感じを出して、素敵に演奏してくださいね^^
左手の片手練習
次は、左手の片手練習です。
弾く前に同じ音型を見つけて色分けすることで、音を覚えやすくなります。
ゆっくり、繰り返し練習することで、左手をスムーズに動かせるようになりますよ☆彡
両手の練習
右手、左手がスラスラ弾けるようになったら、いよいよ両手の練習に入ります!
最初はゆっくり弾いて感覚を掴みましょう。
○印軽くにアクセントをつけて弾くとすごく雰囲気が出ますよ!
本の紹介♬
最後に、今回紹介した「愛の夢 第3番」の楽譜の載っている本の紹介をします。
『これならすぐに両手で弾ける!ほんとにはじめてのピアノ』という本です。
有名なクラッシック曲の簡単アレンジが45曲載っています。
ケイ・エム・ピー出版社から発行されている本です。
こちらからどうぞ↓
ぜひ参考にされてください(^_^)
読んでいただきありがとうございました^^
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