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はじめてのレッスン

宮崎県宮崎市ピアノ教室

こんにちは♪ 宮崎県宮崎市のピアノ教室 ゆるやかピアノ♪ かおりミュージッククラスです。

ご訪問ありがとうございます。

今日は、初めてレッスンした時のことを綴っていこうと思います。

はじめてレッスンしたのは発表会で仕上がらないと相談された「エリーゼのために」でした。

詳しくはこちらをどうぞ♪

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エリーゼのために

この曲は、わたしが小学生の頃に初めて耳にして「弾いてみたい!」と思った曲でもあります。

書店で「エリーゼのために」の全音ピアノピースの楽譜を見つけ、お小遣いで購入したときのわくわくした気持ちを今でも覚えています。しかし、あなたには無理だからと教えてもらえなかったという悲しい思い出の曲でもあります。(確かに当時の私のピアノスキルでは弾けなかったんですけどね(~_~;))無理と言う言葉が、全否定のように感じて悲しかった事を思い出します。それでも、カセットテープを聴いて真似して練習し、かなり怪しいテンポで弾いてました。笑。中1か中2の頃に、音高を受験する友達に教えてもらい、やっと弾けるようになった曲です。

思い出深い「エリーゼのために」

作曲はかの有名な「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン」です。

ベートーヴェンはドイツの古典派音楽の作曲家でありピアニストですが、聴覚を失った音楽家として知られていますね。「楽聖」とも呼ばれている人物です。

私の最初の印象は、髪ぼさぼさのギョロッとした目のおじさん。(失礼!・・・夕方に目が合うと瞬きするとかしないとかって言い伝えがあったのはわたしの母校だけでしょうか?)昔は必ずと言っていいほど、ベートーヴェンの写真は音楽室に貼ってありましたね。

私のエリーゼのためにの印象は、ミレミレミ~♪はじまりは揺れるような美しい曲調でウットリ、中盤は少しハラハラ。後半で激情的になり、ソワソワ。クライマックスに向かうラドミラドミ~♪の連続上昇から急降下の半音階で落ち着いてきて静かに終わるけれど、なんだか恋の楽しさや苦しさを経験した、大人になった気分。最初のミレミレミ~とは違った感情が溢れる曲。(あくまで私の印象ですよー) ベートーヴェンが恋人「エリーゼ」のために作曲した曲と言われていますが、本当は「エリーゼ」ではなく「テレーゼ」?「エリザベート」?だったと諸説があるようですね。最初にこの話を聞いたときは、「え~~大変な間違いやん!?」と思いました(>_<)

エリーゼのためにはピアノ学習者が憧れる曲の一つだと思います。

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引き受けたからには成功させたい!

教えるとなった時は、正直とても不安でした! ピアノを教えた事はないし、発表会に間に合わないままだったら申し訳ないと思ったからです。しかし、自信がなくても引き受けたからには、成功させたい!!と思いましたので、発表会まで生徒さんには、可能な限りほぼ毎日レッスンに来てもらう事にしました。

最初に生徒さんの演奏を聴いたときに思ったのですが、仕上げの段階に入っていたからか、テンポがとても速いのです。そして、必ず同じところでつまづいてしまう。

暗譜はしていましたが、楽譜をしっかり見てゆっくりと譜読みをやり直すことから始めました。つまづく部分だけの部分練習もします。弾いているうちにどんどん走ってしまいがちですが、「今は丁寧にゆっくり弾くことが遠回りのようで近道だよ」と伝えました。

少しテンポアップしていきます。弾けた時は私の方が大喜びでした。生徒さんはとてもシャイな子だったので、あまりリアクションはなかったのですが、お母さんから「レッスンが楽しいようで、家でも頑張って弾いてるよ」と連絡いただけるのが励みになりました。

私も電子ピアノで夜な夜な練習。しばらく弾いてないので思うように動かない指と自分の音に愕然としたのではありますが・・・やっぱり美しい曲だなあ~うっとりする幸せな時間でもありました。もっと上手に弾きたいと燃えて練習しました(^-^*)

レッスンの最後には、YouTubeで素晴らしい演奏家の方々の演奏するエリーゼのためにを聴き比べる時間も作りました。感想を聞いてみたり、私の感想を話したり。私は最初からゆったり演奏している方が好きですが、生徒さんは速めのテンポが好きなようです。これが効果的だったようで、生徒さんが少しずつ、自分の考えを話してくれるようになりました(*^_^*) そして、一人として同じ演奏はないということ、人それぞれに良いところがあるのだと知って、自分の演奏に自信を持ってくれたようです。

そして迎えた発表会当日。

お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんに見守られてステージに上がる生徒さんを見て、私も緊張しました! 始まりから終わりまで、呼吸をするのが苦しいくらい!! 他の習い事や宿題も頑張りながら続けたピアノの練習。努力は実を結びました。

自信をもって弾けました!一番良い演奏が出来ました!

とてもとても嬉しかったです!! ご家族の皆さんの賞賛に包まれた生徒さんの嬉しそうな笑顔が素敵で(^_^)

大げさかもしれませんが、生徒さんが輝いて見えました☆彡本当によく頑張ったなあと心から思ったのです。

このはじめてのレッスン経験が、ピアノ教室を始めたいと思った原点の出来事になりました。

初めてのレッスンから学んだこと

ピアノ講師は、技術力が飛び抜けて素晴らしい人でないと出来ない、教えてはいけないと思っていました。もちろん!!技術力はとても大事ですが、生徒さんの気持ちに寄り添える心も必要だと感じたのです。私は自分の失敗経験から、生徒さんには同じ思いをしてほしくないと思いました。失敗した時や悲しい時の事を考えると苦しくなりますが、失敗がなければこの経験をさせていただける機会はなかったのでしょう。ピアノの先生になることも諦めたままでした。今後もこの出来事を忘れずに生徒さん一人一人に寄り添うレッスンをして、音楽に感動する心を育てたいと思います。

次のレッスンが待ち遠しい! そう思って通っていただけることが私の目標です♪

読んでいただきありがとうございました(*^_^*)

続きはこちらからどうぞ♪

 

 

 

 

 

 

コメント

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