はじめまして☆彡

宮崎県宮崎市のピアノ教室　ゆるやかピアノ♪　かおりミュージッククラスです。

ピアノのレッスンを通して、音楽を楽しむ経験をたくさんしてほしいと願っています。

音楽が一生の友となりますように♪

 

ご縁を大切に、私自身も成長していきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします♪

自己紹介

まず最初にわたしの自己紹介をしたいと思います。

5歳からピアノを習い始めましたが、講師が次々と入れ替わる教室で、小学低学年の時に閉鎖になりました。

それから出張レッスンでピアノを続けましたが、バイエルやツェルニーなどの教本をページ通りに進めるだけで楽しくない。練習しない。上達しない。のループにはまり・・・

エリーゼのためにを弾いてみたいと言ったら、｢あなたには無理｣と弾かせてもらえませんでした。

将来の目標はピアニストと言ったら笑われました・・・

校内音楽発表会で失敗し、｢ピアノ下手だね｣と言われてからは人前で演奏することが怖くなった事も。

結局、5歳から12歳まで習った先生達の名前も顔も一人として覚えないまま、部活を理由に

中学入学と同時にピアノを辞めました。

中学では「ピアノ歴が長い」ということで、校歌や校内合唱コンクールの伴奏をする事はありましたが、とても人に聴かせるような演奏ではなかったと思います(;。;)

それでもピアノを頑張りたくて、一人でカセットテープが擦り切れるまで曲を聴いて練習しました。

ピアノを習っている友達は、先生に習いながら楽しそうに上手に弾くのです。

何より、ピアノを弾くことに誇りを持っている姿が羨ましく、悔しい時代でした。

ピアノが上手になりたい！　でもどんな練習をすれば良いのかわからない・・・

練習しても練習してもピアノのテクニックはずっと同じところで止まったまま・・・

どうして上手く弾けんちゃろー？と思うばかりの毎日でした。

進路選択の時期

高校1年生の夏。合唱の練習中にピアノ講師の方に声を褒められた事をきっかけに、声楽科を目指したい思うようになりましたが、受験でピアノ試験は必須でした。

課題曲はバッハのインヴェンション、自由曲1曲。

到底、独学でできるレベルではありません！

声を褒めてくれた先生のレッスンを受けるようになりましたが、これが大変でした・・・

ピアノをただ弾くだけだった私は、音の響きに注目して練習した事が無いのです。

基礎も表現力もなかったので、いつも怒られてました。

「あなたのレベルはバイエル以下よ！」と言われた事もあります。

怖くて、悲しくて、聞きたい事も聞けなくなりました。

それに「そんな事も分からないの？」と言われたら…また傷つくなあ…。じゃあ、聞かなくていいわ・・・。と逃げてました。

ピアノは上達したいけど、どんな練習したら良いか分からないし、聞けないし、苦しい時期でした。

しかし、自分で言うのもなんですが、わたしは根が非常に真面目なんです。

音楽の基礎的な事を先生に言われるとおりに熱心に勉強しました。

ひたすら頑張り、高校3年生の時に初挑戦した宮崎県の独唱コンクールでは入賞することも出来ました。

そして希望の音大(短大)に合格したのです。

音楽を諦めてしまった

初めての一人暮らし。防音完備の練習室。音楽が大好きな仲間。中学校教諭2種免許も取得できました。

あっという間に２年が過ぎ、就職か、4年制の大学に編入するか。

自分のビジョンが全く見えてこないままに卒業が近づきました。

もう少し音楽を学んでみたいと思い、4年生大学の編入試験を受けましたが不合格。

今まで｢不合格｣という経験がなかった私は大きなショックをうけました。

｢音楽で成功できるのは、ごく限られた才能のある人だけなんだな。

私は歌もピアノも演奏力がない。音楽を学ぶ資格なんてないわ｣と諦めてしまったのです。

その後は、一般企業に中途入社し、結婚を期に退職。

そして、安定した資格を持って働こうと決めたのです。医療事務の資格を取り、診療所に勤務する事になりました。

医療事務としての出発

最初に勤務したのは新規開院の小児科でした。

教育実習に行って子供達と関わったとはいえ、2週間のこと。

医療の知識も乏しく、接遇を学んだ事もない私。最初は失敗ばかりでした。

それでも、持ち前の明るさと、真面目さで、医療現場の事を少しずつ学びました。

たくさんご教授くださった院長先生やスタッフには感謝しかありません。

医療事務は病院の顔です！事務なので医療行為はできませんが、不安な気持ちで来院される方に安心感をもってもらいたい。

忙しくても、一人一人の患者さんに丁寧に向き合おう。

そうしていくうちに、患者さんから｢受付さんの顔を見ると安心する｣と言ってもらえることが増えました。

15年の月日が経っていました。

人生の転機

ある時、ママ友から「うちの子がピアノの発表会に出るんだけど、曲が仕上がらないのよ。教えてくれない？」と相談を受けました。

聴いてみると、引っかかっては止まるの繰り返し。

昔、自分が発表会で失敗した事を思い出し辛くなりました。

私と同じ気持ちにさせたくない！と思ってしまい、自信もないのにレッスンを引き受けてしまったのです。

よく話を聞いてみると、譜読みを焦っていただけでした。

最初からゆっくり譜読みのやり直し、部分練習をするうちに、みるみる弾けるようになりました。

結果、発表会は大成功 ！！

弾き終わった後の満足感いっぱいの表情、おじいちゃんやおばあちゃんに褒めてもらって嬉しそうにしている姿を見て温かい気持ちに・・・。

そして、生徒さんとのレッスンが楽しかったこと！！

ああ、わたしはピアノを教えたい。

はっきりと感じたのです。

ピアノ教室をひらこう

発表会までレッスンした後から、自分の人生を振り返ることが多くなりました。

音楽の道を諦めて20年経っていました。

20年の間、楽器店のピアノコーナーになぜか必ず立ち寄ってしまう、楽譜をみる時間が好き、音楽教室の看板を見たり、姪のピアノ発表会に行くと胸がチクチクする・・・

心の中で、ピアノの先生になりたいと思っていたのに無視し続けていたのです。

わたしの人生の目標は何だろう。

笑う時間を増やしたい。好きな音楽の仕事に挑戦しよう。

そう決めたら、すぐに環境を整えました。

部屋の模様替え、ピアノのメンテナンス、SMSでピアノ教室の検索。

そして素晴らしいピアノ講師の方々とご縁があり、勉強会に参加させていただくことになりました。

アメブロやインスタグラムも開設。

医療事務とピアノ講師として2足のわらじを履いていくことになったのです。

 

わたしの学生時代のピアノ人生は順調なものとは言えません。ですが、遠回りをしたからこそ学んだ事はたくさんあり、どんな経験も無駄な事は一つもありませんでした。

ゆるやかピアノ♪ かおりミュージッククラスでは、生徒さん一人一人の心の動きを大事に、どんな声かけや指導をしたらよいか真剣に考え、全力でサポートします！

ピアノだけでなく何事にもチャレンジする勇気をもった生徒さんを育てたいと思います。

ピアノを弾くことは、楽譜を読む力、記憶力、右手と左手を別々に動かす脳の指令、集中力、姿勢の美しさなどなど。たくさんの事が学べます。すぐに習得できるものではありませんが、必ずピアノを習っていて良かったと思える日がきます。

出会いを楽しみにしております！　どうぞよろしくお願い致します♪

読んでいただきありがとうございました(*^_^*)

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