ゆるやかピアノ♪ かおりです。
ご訪問ありがとうございます!
今日は、新米ピアノ講師さんに向けて、ピアノに初めて触れるお子さんにおすすめの「ぴあのどりーむ」という教本についてお話しようと思います。
ぴあのどりーむとは?
ぴあのどりーむは1993年初版の、学研から発刊されている本です。
著者は田丸 信明さん、絵は永田 萠さんです。
初級テキストは全6巻です。 とても可愛らしい表紙の本です。
ぴあのどりーむの6巻を終了したら、次はブルグミュラーに挑戦できるくらいのレベルにはなります。
私は、どりーむの4巻まで使ったら、どりーむは終了してバイエル下巻に入ります。
理由は、バイエルは音楽表現の基礎をしっかり学べるとても良い教材なので、ぜひ学んでほしいのです^^
ぴあのどりーむを知ったきっかけ
最初にぴあのどりーむを選んだきっかけは、尊敬しているピアノ講師の方が「この本をずっと使ってますが、丁寧にレッスンを進めていけるようになりましたよ! 生徒さんの理解度も高くなって、進度も早くなりました! ピアノを習い始めたばかりのお子さんの大切な時期にとても最適な本だと思います!」と熱く紹介してくださったことがきっかけです。
そんなに良い本ならば・・・と、早速楽器店で購入することにしました。
実は最初は購入を悩みました・・・
ぴあのどりーむ目的で楽器店に行きましたが、楽器店には本当にたくさんのピアノ教本があり、目移りして最初は購入を悩んだのです。
理由は「ディズニーなどのキャラクター系統の本の方がインパクトがあってお子さんは興味をもつかも?」・・・(..;)
それと、定価が¥1400。子ども向けの楽譜は定価¥1000円位と考えていた私は、「ちょっと高いかな・・・」と。
ですが、ページをめくったら、考えは変わりました。
まず最初に《先生、ご両親へ》とあり、1曲1曲の指導のポイントがしっかり書いてあります。
更にページをめくると、指番号もとてもシンプルで見やすいので好感が持てました。
4~8小節の短い曲が26曲載っていて、1曲1曲に題名と歌詞が付いていています。
描かれている絵も見れば見るほど素敵な絵です。
この絵は生徒さんから人気でした。
妖精さんの羽に青空と虹が描かれていてとってもかわいいです♬♬
なんだかワクワクしてくる素敵な絵です^^
内容を自分でしっかり見て、この本はピアノを初めて学ぶお子さんに使いやすい本だと確信したので、購入しました(^_^)
ぴあのどりーむ1巻を使ってみて
それでは、ぴあのどりーむ1巻を使った感想をお話していきますね^^
ぴあのどりーむの1巻は、初めて鍵盤に触れるお子さんにも無理なく進められるレベルです。
1冊に出てくる26曲の中で出てくる音は、右手は「ド、レ、ミ」 左手は「ラ、シ、ド」全部で6つの音だけです。
最初の1~5番までは「真ん中のド」の音しか出てきませんが、「右手だけ弾く、左手だけ弾く、休符をいれて片手ずつ弾く、右手と左手を交互に弾く」と、パターンを変えて練習します。
この、片手ずつの練習がとっても大事です!
まずは右手だけ
次に左手だけ
右手と休符。休符が入るとピアノ初めてのお子さんは難しいんです!!
右と左が交互に出てきます。
何回も片手ずつの反復練習することで、ゆっくりじっくり音や指の位置を覚えますし、簡単なので習得しやすいです。数回で「できた!」という達成感も味わうことができます。
達成感はピアノが好きになる第一歩になります(^_^)
こんな曲も・・・
後半にわらべうたの「ほたる」が出てきます^^
この曲は、他のピアノ教本にも良く出てきます! 子ども達に大人気ですし、大人も懐かしい気持ちになれる曲ですね!
「かなしい こと」
小さいお子さん向けの本は、楽しい、嬉しい、可愛いをモチーフにした曲が多いです。
そんな中、ぴあのどりーむ 1巻の中には「かなしい こと」という曲があります。
「かなしい」も大事な感情なんですよね。
2ページ後に「あしたはえんそく」という楽しい気持ちを表している曲があるので、弾き比べてみると面白いですよ^^
今回紹介した本はこちらです↓
まとめ
・ぴあのどりーむの初級テキストは全6巻ある。
・ぴあのどりーむの6巻を終了したら、次はブルグミュラーに挑戦できるくらいのレベルになる。
・最初は購入を悩んだが、指導ポイントもしっかり書いてあり、絵もとてもかわいいのでおすすめ。
・ぴあのどりーむの1巻は初めて鍵盤にふれるお子さんが無理なく進めるレベルの本。
参考になると嬉しいです(*⌒▽⌒*)
読んでいただき、ありがとうございました♪
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