ゆるやかピアノ♪ かおりです。
ご訪問ありがとうございます!
今日は、新米ピアノ講師さん向けに、ぴあのどりーむの3巻についてお話しようと思います☆彡
ぴあのどりーむ1巻、2巻の記事はこちらからどうぞ^^
ぴあのどりーむ3巻のレベル
では、3巻のレベルについてお話ししたいと思います。
ぴあのどりーむの1巻は最初は片手ずつ、1~3番の指を使った練習をしました。
ぴあのどりーむの2巻では、1番~5番の指全部を使って、両手で弾くことも学びました。
ぴあのどりーむの3巻では、初めて和音が出てきたり、音楽記号も出てきます。
なので、3巻が終了する頃には表現をつけながら両手で弾けるというレベルになります!
両手でスムーズに弾くことができるお子さんであれば、3巻から入っても良いと思います。
ぴあのどりーむ3巻の良かったところ
ぴあのどりーむ3巻の良いところですが、ピアノ初心者のお子さんが難しいと感じる和音の反復練習が「これでもか!笑」と続くところです。
繰り返し練習することで、確実に身につきます。
これは、実際に生徒さんから言われたことなのですが、「最初はむずかしかったけど、ずっと和音が続いたからいつの間にかできるようになってた」とのことでした(^-^*)
和音はピアノを始めて間もないお子さんにはハードルが高いです。
同時に鍵盤を押す動きは、難しいですので、音がバラバラになったり、力が入りすぎて、手の甲や腕はがちがちになります・・・
今まではわりとスムーズに弾けていた生徒さんもつまずきがちなところですが、ここを乗り越えると、音楽を奏でる楽しさが芽生えるので、根気強く一緒に練習して体感させたいところです^^
私なりに工夫している和音の練習方法
3巻では初めて和音の練習が出てきます。生徒さんが初めて和音を弾いたときに、ガチガチに力が入って弾きにくそうでした。なので、和音が楽に弾ける和音の教え方をお伝えしたいと思います。
「ちょうちょう」を例にだしますね。
左手の1番、5番のところです。
③の弾きながら次の音の鍵盤を意識することは最初はとてもむずかしいです(..;)
1回のレッスンで仕上げようと考えずに、何回も挑戦すると効果的です^^
ぴあのどりーむの3巻の惜しいところ
私が思う、3巻の惜しいところはユニゾン奏の曲が少なかったところです。
ユニゾンとは、「同じ高さ、またはオクターブの違う音程で同じ旋律を奏でること」です。
3巻にユニゾンが出てくる曲があるのですが、ここは音をそろえてスタッカートで弾くので、とてもやりづらかったです。
なので、それを補うために、音を揃えて弾く練習として、指のトレーニング本の「ハノン」も一緒に進めていくのが良いと思いました。
生徒さんの成長が分かる曲
3巻を指導していて、とても生徒さんの成長が見えたなという曲があります。
それが「どうぶつむらのこてきたい」という曲です。
この曲では、スタッカート、フォルテ、ピアノといった音楽記号が出てきます。
まず、左手に和音が出てきます。強弱もついています。
今までのところが上手く弾けてないと、この曲は上手く弾くことが出来ません。
でも、1、2巻と着実に学んできた生徒さんなら、この曲でグッと成長します。
実際、私の生徒さんで片手でピアノを弾くのが精一杯だったお子さんが、ピアノを始めて1年経たないうちに上手に弾けて感動したんです!
根気強く教えて良かったと思いました。
今回紹介した本はこちらです↓
まとめ
・3巻の一番のポイントは、和音と強弱記号が出てくるところ。
・3巻が終了する頃には表現をつけながら両手の曲が弾けるレベルになる。
・両手でスムーズに弾くことができるなら、3巻から入っても良い。
・和音の反復練習が続くので、繰り返し練習することによっていつの間にか出来るようになる。
・和音練習は1回で仕上げようとはせず、何度も挑戦するのが効果的。
・ユニゾン奏法の練習には課題が残る、ハノンで補うのがベスト。
参考になりましたら嬉しいです(*⌒▽⌒*)
読んでいただきありがとうございました♬
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