こんにちは(^_^)
宮崎県宮崎市のピアノ教室 ゆるやかピアノ♪ かおりミュージッククラスです♪
今日はピアノ教室をはじめよう!とはっきりと決意した時の話を綴っていきたいと思います。
詳しくは過去記事をご覧ください(^_^)
ピアノ教室をはじめたい!!けれど、今更・・・なんて気持ちもあり、悶々していた日々。
大好きなヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんのコンサートに行く機会がありました。そのコンサートの中で葉加瀬さんが「人生の正午」というお話をしてくださいました。
このお話が私の心に勇気を与えてくれたのです。
人生の正午
「人生の正午」とは、心理学者ユングの言葉で、人の一生を『少年期・成人前期・中年期・老人』4つの時期に分けて、太陽の運行に例えています。産まれた時に太陽が昇りはじめます。少年期・成人前期は午前中の時期となります。
成人前期と中年期にさしかかる時に太陽は頂点に達する『正午』を指します。
葉加瀬さんが「ユングは成人前期から中年期の間は40歳で、人生のちょうど真ん中に値すると言っています。僕は今、50歳です。今は100年生きる時代だから、ちょうど人生の半分。人生の正午に差し掛かっていると思っています。これからの人生も楽しく頑張ります!」と仰ったときに、ハッとしました。
諦めた音楽の道、無理なのではなくて、まだ今からでも諦めなければ叶うのではないだろうか? 今から何かに挑戦するなんて、叶わないと決めているのは自分ではないだろうか?
そう思ったら、もうピアノ教室を始めるのは今だ!と思いました。
その気持ちと同時に「あれ?今から100歳までピアノを弾けるって考えたら楽しくない?」とワクワクしてきたのです!
気持ちが固まってきたら、部屋の模様替えの準備をはじめました。我が家は中古住宅で購入した一軒家。築25年ほど経っているので、思い切って電子ピアノを置いている2階の一部屋や壁紙をリフォームすることにしました。実家のピアノを運搬する準備もはじめました。数社のピアノ運送会社にピアノ輸送の見積もりを依頼しました。そして、近所の小学生のお母さんに「ピアノ教室を開きたいから良かったらモニターになってくれないかな?」と頼みました。
「うちの子で良ければ」と快く賛成してくれた方が見つかり、ピアノレッスンをすることになったのです。
ピアノ教室モニターになってくれた男の子
モニターになってくれたのは、鍵盤ハーモニカは学校の授業で弾くけど、ピアノは弾いたことがないという小学2年生の男の子でした。
運動が大得意! 学校から帰ったら暗くなるまで公園で走り回っている、サッカー大好きな男の子です(^_^) 最初、お母さんは「この子は集中力がない子やから、続かないかもしれないけど」と半信半疑でした。でも、私は楽しみで仕方ありませんでした♪ なぜかというと、今まで「一度もピアノを弾いたことがない子」が初めてピアノに触れる瞬間を見てみたかったからです!! 鍵盤ハーモニカとは違う、鍵盤の重みに驚くだろうな!自分の指で押した鍵盤から音楽が生まれる。喜んでくれるかな?笑顔になるかな?!
それと、ピアノの初心者がどのくらいの期間で片手がすらすら弾けるようになるのか?両手はどの位で弾けるのか?実験的な気持ちもありました。5歳でピアノ教室に通い始めた私は、自分が一番最初のレッスンでどんなことをしたのかまでは覚えていません。両親はピアノを習わせてくれましたが、ピアノの進度には興味はなかったので(というか、ピアノを習ったことがないので知らなかっただけですね)、生徒さんがどのように成長するのかとても興味があったのです。
ピアノは長い年月をかけて弾けるようになるものですから、いきなり上達するということはありません。コツコツやっていくためのノウハウや指導力には自信はなかったけれど、私自身がピアノを楽しく学べていない時期があったので、音楽を好きになるきっかけ作りはしたいと思いました。
こんなレッスンは嫌だという経験をたくさんしてきているので、興味を引き出す工夫を考える事も真剣でした。
小児科の受付で0歳~高校生まで、何千人というお子さんと接してきた経験から、小学低学年の子はこんな話題が好きだからこんなレッスン内容だったら楽しめる♡というレッスン計画を考えることだけには根拠のない自信がありました。
最初の挑戦
さあ、レッスンは何から始めようかと考えた時に、生徒さんとたくさん会話するレッスンにしようと思いました。会話するとなると、共通の話題があるといいな~!ということで、音楽の授業で何を習っているのかを事前に生徒さんに聞きに行きました。
「かっこう」を習っているとのこと。とてもいい曲が出てきました(^_-) 出てくる音はドからソまで。指番号も教えやすい。ということで、いつも使っている音楽の本を持ってきてもらう事を伝えて、まず最初の挑戦は「かっこう」がすらすら弾けるようサポートしようと決めたのでした。
次のブログでは、いよいよ初めてのレッスンの時の話♪です
読んでいただきありがとうございました(*^_^*)
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